京都嵯峨野「鮎司 平野屋」

重要伝統的建造物の古民家の茶屋

京都・嵯峨鳥居本にある茶屋「平野屋」は、古くから愛宕山神社参詣口にあって参詣客の休憩所として愛されてきた。もとより、この嵯峨鳥居本は京都に4つある歴史的建造物保存地区である。この「平野屋」の建物自体も茅葺き平屋建ての古民家であって、苔むした茅葺屋根が青々しく大変に趣がある。敷地内に愛宕山神社の一の鳥居が立っている。往古では参詣客が、現代では嵯峨野歩きの観光客がその出発点として、先ず腰を下ろし、薄茶と「しんこ」と呼ばれるだんごを戴くのがよろしい。この平野屋は、鮎司とも提灯に書いてあるとおり、夏から秋には鮎料理も供する。風情のある茶屋である。

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