京都・同志社大学「クラーク記念館」

美しい煉瓦造りの重要文化財

同志社大学は1920年創立。新島襄によって1875年に創立された「同志社英学校」を前身とする。クラーク記念館は、米国ニューヨーク州ブルックリン在住のクラーク夫妻が早世した息子Byron Stone Clarke氏を記念して寄付。それにより明治25(1894)年に完成した。煉瓦造り。昭和54(1979)年に国の重要文化財に指定された。当初はクラーク神学館として神学研究に使用された。リヒャルト・ゼールの設計でドイツのネオ・ゴシック様式のデザインである。阪神淡路大震災での被災を機に平成15(2003)年から大規模修繕工事が施された。内部の漆喰の白壁と濃褐色の木材の色彩の対比が実に美しい。

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